まさかの「老後5000万円!?」というお話
こんにちは。40代自営業のHALです。
投資信託などで積立投資しています。
いつもブログをお読みいただきありがとうございます。
前回、「老後2000万円」って結局何を伝えたかったのか?のお話をしましたが、
自分(HAL)自身に当てはめた場合、結局老後資金はいくら必要なのかを
考えてみたいと思います。
※年金受給額は個人個人で異なるためこの記事がすべての方に当てはまる訳ではありません。
ちなみに前回の記事はこちら
1 私65歳妻61歳で無職になった場合
私は自営業ですので、お勤めの方のように退職というものはありません。
仕事を辞める時は退職ではなく、廃業ですね。
現実的に、65歳で廃業するのかというとその未来は描いてもちろん描いていませんが
前回と同じ計算に当てはめられるように、一旦無職の状態に置いてみます。
前回「老後2000万円問題」での
計算の根拠となった2017年総務省家計調査報告(家計収支編)で、
可処分所得は 180,958円でしたが、
私たち夫婦は現状自営業+専業主婦ですので
国民年金の受給額がベースとなります。
※厚生年金も一部あるのですが、簡便的にですべて国民年金のみで試算しています。
厚生労働省の資料「平成30年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」P.22によれば
国民年金受給権者の老齢年金の平均年金月額は、
平成 30 年度末現在で5万6千円、
平成 30 年度新規裁定者で5万4千円となっています。
※新規裁定者=新たに年金を受給し始める方
ここでは、新規裁定の5万4千円を使って試算してみます。
そうすると、夫婦二人で108,000円の年金額ですので、
可処分所得は100,000円程度になります。
消費支出(235,477円)も仮に同額とした場合
100,000円-235,477円=△135,477円
65歳から30年生きると仮定すれば135,477円*360月=48,771,720円
老後2000万円問題どころではなく、老後5000万円問題に跳ね上がりました(笑)
どうすればいいのでしょう、
というか、どうにかする方法なんてあるのでしょうか…
とパニックを起こしてしまいそうな数字に見えてしまいます。
ただ、この計算式って本当に正しい姿を映しているのでしょうか?
そうではないと思います。
収入が10万円で、毎月23万円の支出は現実的ではないからです。
収入を増やすのか、支出を減らすのか、
そのいずれかあるいは両方の方法で、数字を現実的なラインに収めるはずです。
とここまで書いてきましたが、
長くなりそうなので、この続きはまた次回に。
本日もお読みいただきありがとうございました。